かつて鉱物油によって多くの皮膚トラブルを招いた事実があります。これは鉱物油そのものではなく、当時の鉱物油の精製(純度)が不十分なために含まれていた残留不純物によって引き起こされたものです。また、精製度の低い(純度の悪い)原料が化粧品に使用されてきたのも、問題を大きくした要因の一つです。
このように、原料そのものでは皮膚への安全性が認められていても、ベースとなる油剤の精製度を軽視しては、お客様に安全な商品を提供しているとはいえません。
もちろん精製度の高い原料は原価を大きく押し上げます。それでも、原料に関して決して妥協をしないこと。これは、お客様に安全にご使用していただくための、メーカーとしての責務であると考え、品質を維持するための原料選びを厳重に行っています。
ゼノアの基礎化粧料は「本来の肌がもつバリア機能を保つ」という考えのもとに設計されています。
たとえばクリーム。皮脂は天然のクリームであって、化粧料としてのクリームは皮脂の代用品であると考えるから、当然腐ることを承知で酸化する油を使用します*1。そのためには必要最低限の保存料を使用しなくてはならなくなります。
合成ポリマーや腐らない原料を基剤に選ぶことで、保存料・香料を入れない無添加化粧料は作れます。でも、「皮膚のしくみに忠実であること」、これが基礎化粧料の一番の基本と考えています。
ゼノアの製品は手作りです。ひとつひとつの製品が、ベテランの職人の手によって独自の技法で作られています。大量生産によるメーカー側のメリットは大きいですが、ゼノアは手作りゆえの利点を重視しています。
ゼノアでは製造しやすい原料に変更するのではなく、季節に合わせて職人が手で感触を確かめて固さの調整を行っています。
使用成分の安全性に対して指摘が高まった場合、事実が判明するまでの成分の見直し、変更、減量といった迅速な対応をすぐに実施できるのも手作りのなせる業です。ゼノアの製品は、職人ひとりひとりの細やかな心配りと、臨機応変な対応によって支えられています。
基礎化粧品にはできるだけガラス容器を採用しています。熱や紫外線など、外の環境の影響を受けにくいうえ、容器の不純物が製品中に溶け出しにくいからです。
容器素材を選択する際には環境ホルモンに配慮し、またガラス容器を使わない商品にも溶出を引き起こしにくいように成分の構成を工夫しています。
ゼノアのガラスの容器は、その多くが職人によって一つ一つ手作りで作られています。
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