毛穴の角栓トラブル
毛穴を目立たせる原因チェック
・鼻パックや指で押し出すが習慣
・あぶらとり紙が習慣
・ニキビはつぶす
なぜトラブルが起きるの?
角栓とは、顔の毛穴に詰まった皮脂や角質のことです。ニキビの原因にもなるこの角栓ですが、実は毛穴を外部の細菌などから守ってくれる役割も果たしています。
ですから、角栓はないほうがいいというわけではありません。毛穴全体を塞いでしまうほど大きくなってしまうことが問題なのです。
毛穴が目立つ原因のひとつは、毛穴が開いたままになってしまっていること。通常は皮脂を出す時には開き、必要でないときは閉じています。
しかし、この毛穴の開閉コントロールがスムーズに行われないと、皮脂がいつも出ている状態になってしまいます。また角化(※1)に不具合が生じたりするとその余分な皮脂が角栓となり、酸化し黒ずむことで毛穴がポツポツ黒く見えてしまいます。
毛穴の開閉コントロールがスムーズに行われない原因のひとつとして、皮脂分泌が大きくかかわってきます。皮脂が気になるからといって、皮脂をむやみに取ってしまうと、皮膚は皮脂が不足していると錯覚しますます皮脂を出し続けてしまいます。
※1:角化細胞(ケラチノサイトともいう)が生まれてから垢(角片)となってはがれ落ちるまでの課程のこと
原因は「皮脂の取りすぎ」や「クリームのつけすぎ」
毛穴トラブルの原因は、合成界面活性剤使用のクレンジング剤や洗顔料、あぶらとり紙などで皮脂を取りすぎてしまうと皮脂分泌をより活発にさせてしまいます。
また毛穴パックなどでの角栓を根こそぎ取り除く、ニキビをつぶすなどは、抜けた部分がぽっこり穴が開いてしまい、そこにまた汚れが入り込むことで、より一層大きな角栓ができ、毛穴はどんどん広がってまうという負のスパイラルに。
またクリームをたっぷりつけないとお肌を乾燥させてしまうという思い込みから、クリームを多くつけすぎてしまい、自ら皮脂分泌を活発にして毛穴を広げてしまっている可能性もあります。
毛穴のトラブルの解決策 −角質と皮脂と洗顔のケアがポイント−
1.メイクを落とす ( 夜 )
過剰になった皮脂分泌を適量に戻すには、コールドクリームクラシックを毛穴にすり込むように塗り、古い皮脂汚れを溶け込ませ蒸しタオルをあて、角栓を柔らかくします。毛穴の掃除にはミネラルオイル配合のコールドクリームが効果的です。
2.蒸しタオル( 夜 )
コールドクリームをを軽くコットンでふき取った後、蒸しタオルで蒸すことで毛穴の汚れをキレイに落としながら、血行促進と肌の新陳代謝を促します。
2.洗顔
古い角質は、垢となって毛穴に詰まりやすくなります。洗顔やパックで定期的に取り除くケアが大切です。
3.いつものスキンケアにプラスのアイテム( 夜 )
古い角質を取り除き、お肌のキメを整えるゼノアの剥離性パックです。汚れを吸着する白土配合です。週2回から定期的に行いスムーズなターンオーバーをめざします。
4.保湿( 朝 夜 )
皮ふを弱酸性に保つことが大切。酸性の化粧水をたっぷりまんべんなくつけ、肌を引き締め潤いを保ちます。
4.守る&補う( 朝 夜 )
皮脂分泌が多い場合はお休み前はなるべくクリームはつけずにお休みください。朝はメイク下地としてもお使いいただけます。
毛穴の出入口を詰まらせないようにするために、古い角質を排出させるためにソフトパックをあわせたケアでお肌を整えます。